電池が切れた!?

4歳の長男殿下はプラレールが大好き。いつも、
後片付けしない!!
スイッチを入れっぱなし!!
大いに遊ぶのは結構なんだが、どうしたら後片付けができるのか、もっぱらの悩みどころです。

スイッチを切ってもらえないプラレールの車両達は、いつも過酷な労働を強いられ、その果てに力尽きてしまいます。

長男殿下はプラレールが「電池」という物によって動いていることは理解しており、車両達が沈黙すると

「電池かなぁ?」

そのあと

「お父さん、たいよう電池をください」

と、ここは敬語でねだってきます。「たいよう電池?」と思いますが、殿下の脳中では「単四電池」が「たいよう電池」に転じています。これはこれで面白いので、今のところ訂正するようなことはしていません。ちなみにプラレールは単二電池か単三電池を使いますが、すべての電池は「たいよう電池」に分類されます。

「たいよう電池」を手に入れると、次は「どらいま〜」を要求してきます。これも面白いので訂正していませんが、殿下の脳内では「ドライバー」が転じた単語です。

「どらいま〜」でギュギュとネジを外し、「たいよう電池」をポコっと入れ替えた殿下は、さっそくプラレールで遊び始めます。すべからく万物は電池で動いているのです(笑)

 

さて、ある休日のこと、長男殿下を肩車しながら街を歩いていました。大通りに入ったところで、殿下はハッとして

「お父さん、信号がとまってる⁉︎」

道路は歩行者で埋め尽くされていて車通りはなく、歩行者天国でした。

「なんで?」

長男殿下にとって

は「とまれ

は「いそげ

は「すすめ

しかし、でもでもでもない信号機の意味がわかりません。

「なんで?なんで?」

「なんで?」と聞かれたとき、皆さんは何と答えていますか?

子供に「なんで?」と聞かれ、とうとうと説明をはじめると、話があちこちに飛ぶことが多いです(汗)

あっちに飛んで「なんで?」

こっちに飛んで「なんで?」

結果、とうとう主題すら回収できなくなってしまいます。こんなとき僕は「なぜだと思う?」と切り返すようにしています。

 

「電池かなぁ?(大声)」

長男殿下の導き出した答えは、これでした。すべからく万物は「たいよう電池」で動いている。が消えている信号機は動いていない。ゆえに、この信号機は電池がない…と。

この意表をついた発言に苦笑しつつも、僕はこの答えが非常に好きです。

4歳という幼少期ならではと思いますが、子供に「なぜだと思う?」と問うたとき、思いもよらない返答が返ってくるのは、この時期にしかない事なのかもしれません。今ここでしか得られない貴重な経験、これが子供と過ごす醍醐味だと感じました。